シンデレラストーリーになるまで

信じていれば夢は叶う。

小さい頃の記憶①

 前回もお話ししましたが、まずは私の家族の構成を話します。

 私は、父、母、祖父、祖母、兄と共に暮らす6人家族でした。

 「でした」という言葉にあるように、そう、過去の話です。ここから徐々に減り…今ではそれぞれがどうしているのかさえ分かりません。…なんか怖い話のオチみたいになったな。笑

 

 タイトルにあるように、今回は小さい頃…幼稚園生くらいの頃の記憶を辿ってお話しします。

 幼稚園生の頃の記憶で覚えているのは…そうですね、ガラスの灰皿が飛んできたことかな。笑

「〜かな。笑」で話すことではないような気もするけど、なんかもう今思うと信じられなくて笑っちゃいます。他にも実家にいる間はいろんな物が飛んできたなあ…まあ、それはまた追々。

 灰皿は、当てようとして投げた物ではなかったと思いますが、母にイラついた父が投げた物です。何の喧嘩だったんだろう。幼稚園生なので記憶が曖昧なのですが、長い間1階に戻ってこない母を探しに行き、その修羅場に乗り込み、「どうしたの…?」と純粋な気持ちで聞いた記憶があります。終始俯き加減の母に「下(1階)に降りてて。」と言われたなあ。

 あ、そういえば箱ティッシュも飛んでたな。自分でも驚くんですけど、よく覚えていますよね。こういう自分の記憶が蘇る度に、小さな子の前でも下手なことはできないなと思います。

 

 それから、自分のことで喧嘩になっていたこともありました。

 幼稚園のぶどう狩りについて、ってことしか覚えていないのですが、何だったんだろう。たぶん、母の連絡不足かなんかで、「そんなの聞いてないぞ!」みたいなやつかな。「いや、そんなことでいちいち声を荒げるか?」と、思うと思います。私も思う。でも、それが父でした。

 どんなに小さくても自分に関することで揉めてるということは分かったようで、「みんなとぶどう狩り行けないのか…。」(←そこ?)と、悲しくて静かに泣いた記憶があります。でも母は、怒鳴り散らかされた後に私の元へ来て、「ぶどう狩り、行けるからね。」と言ってくれました。あの頃の母は本当にかっこよかった…。(「あの頃は」と付くのには理由があります。それもまた追々。)

 そしてその後、ぶどう狩りには行ったのですが、行った当日の記憶はないのに、行った際に撮った友達との写真をよく眺めていたことは覚えてます。笑 子供ながらに、行けたことを奇跡のように喜んでいたのでしょう。